岐阜県高山市で、本格的な雪の季節を前に、松の枝を雪から守る雪つり作業が始まりました。
雪つり作業は、高山市の観光名所にある松の枝が、冬の間降り積もる雪の重みで折れるのを防ぐためのもので、毎年この時期に行われています。
20日は午前9時から観光名所の中橋のたもとにある松で作業が始まりました。
松の中心に立てた支柱から30本ほどのロープを放射状に垂らし、枝にしっかりと結び付けていきます。
枝を雪から守ることに加え、多くの観光客が目にすることから、見た目の美しさも大切にしているということです。
この雪つり作業は、高山陣屋など市内29カ所にある松54本に、1週間ほどかけて行われます。