最終の鮎を追って和歌山の空の下(動画編)
昨年のクリスマス前に撮影した動画。年末で忙しく編集が出来ないままだったが・・・ようやく完成です。
友釣り師は冬眠中でしょうから、この動画でcoffeeBreakでもしながら来春の再会までを楽しんでいただければ幸いです。
鮎、チヌそれにボラ。ここは川…?海…?水中でこの組み合わせを目撃出来のは貴重かも知れない。
落ち鮎は日毎に群れで降って行く。群れの中には黒帯が入った雄もいる。もう産卵は終えたのだろうか…そんな気配は全くないが…
撮影ポイントは河口から何キロも上流。だが、満ち潮の影響はあるという。夕方になると小型ボラの数が鮎と逆転するほど増えた。
スズキやボラ、チヌ、ギンガアジは海水魚だが川のかなり上流まで旅することが知られている。道中には荒瀬や石組みされた落ち込みが幾つもあるのに…不思議だ。
チヌは落ち鮎を狙っているのだろう。群れの周りをゆったり泳ぎ距離を詰めて行く。
捕食者はシラサギや川鵜、鷲の鳥だけではない。水中でも虎視眈々とその機会を狙っている魚たちもいる。
落ち鮎の受難はまだまだ続く。
自然界の厳しい掟。エナジーは変換されて行く…
そしてこの場所から落ち鮎の姿がすっかり消えてしまった。あの大量の落ち鮎たちのこの後何処に消えてしまったのだろうか。
産卵を最後の姿だと思い込んで見届けても、鮎の本当の終焉の姿を見たことはない。
僕たちは鮎のことをまだまだ知らない・・・
Music Midnight Meteor Shower by 松浦 洋介
autumn_travel byのる
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